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学習会の要旨

◎2018年7月7日(土)学習会の要旨

2018年8月会報松永先生ⅰ

日時と場所:2018年7月7日(土)午後1時30分~3時30分 東経大E-102号教室にて
テーマ:「フェイクニュース」の新しさとは何か―メディア史の視点から
講師:松永智子先生(東京経済大学コミュニケーション学部准教授)
出席者:204名(会員:男性140名、女性55名, 非会員:男性6名、女性3名)

先生のご要望により、当日ご講演の主要項目のみ掲載させて頂きます。詳細に付きましては8月
会報をご参照ください。

①自己紹介と今日のテーマ
・福岡県筑後地方出身
・京都大学教育学部卒(2009年)
・本学コミュニケーション学部着任(2014年)
・2017年5月欅友会会長と打合せ、問題を整理し設定

②2016年とフェイクニュース(fake news)
 
・アメリカ大統領選で認知、問題化されるように
・「映像紹介」 (フェイクニュースとどう向き合うか)NHK2018年3月放送
  
③インターネット以前からある「フェイクニュース」

・プロパガンダ
・うわさ、デマ、流言
                      2018年8月会報松永先生7

④ネット時代の「フェイクニュース」
  ・ソーシアル・ネットワーキング・サービス(SNS)の展開とスマートフォンの普及
・拡散を助長するアクセス至上主義
・普段の検索行動から興味関心が類推され、それに合った情報が送られる。

⑤トランプ大統領誕生以後の「フェイクニュース」

・新しいメディア不信:”You are fake news“CNN,NYTなどリベラルメディアを攻撃

⑥どう対処すればよいのか
 
・ファクトチェック(真偽検証)への努力
・市場原理で動くメディアの限界を知り、「公益」に資するメディを支える仕組み作りが必要
・地方紙への期待
2018年8月会報松永先生(われらの子ども)

⑦わたしたち「受け手」が問われていること

・「共感」への警告:ポール・ブルーム(発達心理学者)「反共感論」(2016)
・「真実」への警告:森達也(2017)

“「事実はない。あるのは解釈だけだ」(ニーチェ):真実か偽りか。その二極化が進行して狭間が消える。むしろそのほうが危険だ。情報はすべて真実とフェイクの狭間にある。その意味を持つことが、情報リテラシーの第一段階だ。”
                   2018年8月会報松永先生6

(質疑応答)                   

                                     (文責:天野 肇)
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