欅の木3余白削除70 6月会報(2020年) - 欅友会
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6月会報(2020年)

       
                        2020年6月会報花菖蒲2


 
 
                                                                                  6月会報(2020年)  




「会員の皆様へ」

                   2020年6月4日 
           欅友会 会長 中村俊雄



いかがお過ごしでしょうか。欅友会の今年の学習会は、新型コロナウイルス感染問題のため、3月から8回の講義が中止に追い込まれました。現在、東京経済大学は、教職員以外の入構禁止を継続しています。 

この感染問題により、私たちの生活は、今、急激な変化にさらされています。日常生活、社会生活、他者との関わり方が、これまでにない形で見直しを迫られています。かつて経験したことのない事態であり、例外なく私たち一人ひとりが試されています。
皆様ご自身とご家族の健康に十分ご注意ください。

当会の当面の課題(下記)を、皆様に提示させていただき、ご理解とご協力をいただきたいと思います。

①会費の返還について:

役員会で協議しました結果、会員お一人に千円の図書カードを送付させていただくことに致しました。会を運営するための諸費用を勘案すると、お示しの額となります。どうぞ理解のほど、よろしくお願い致します。

②東京経済大学120周年の寄付について:

募金活動は1月から3月までの予定で開始しましたが、結果的に2月で打ち切らざるを得ませんでした。1月から2月まで、合計42の方から計91,000円の寄付があり、会員の大学への直接寄付・過年度の寄付を併せると総計で291,000円となりました。皆様のご協力に心より感謝申し上げます。

寄付の内訳(2020年3月末時点)
2017/03 50,000円 欅友会として     2019/10 50,000円 個人
2019/11 100,000円 個人        2020/01 51,000円 18名
2020/02 40,000円 24名          合計  291,000円


③野外学習会について:

6月中に結論を出すべく検討を進めています。

④2021年の学習会について:

今年開催できなかった7講座と新たな3講座を加え全10講座。

⑤会報発行について:

会議を開催する場所・施設を使用できない状態ですが、連絡事項や会員の声を中心に、毎月発行するようにしたいと考えています。皆様の積極的なご投稿をお願い致します。

⑥40周年記念事業について:

2022年に当会は40周年を迎えます。現在、記念事業の準備を進めており、記念誌も予定しております。掲載させていただける思い出の写真、あるは関連資料等ありましたら会報の編集担当までご連絡ください。

⑦大学図書館利用について:

2020年度の図書館利用の申請は、2021年3月末まで延長されました。手続きの際には証明書(運転免許書、健康保険証等)をご持参下さい(当面、入構禁止)。





                        2020年6月会報アジサイ挿絵2





◎会員の声



「なりますの方言」
                            荒木 厚(あらき あつし)

2020年6月会報成増2

「なりますの方言」をご存知だろうか。練馬区の成増一帯に特有の言葉や表現形態というわけではない。ウィキペディアには出ていない。国語辞典にも言語学の専門書にも載ってはいない。しかし今日、誰でも耳にする。コロナ禍に閉じ込められた昨今は、この言葉をテレビなどで毎日のように聞いている。

例えば、営業マンが新商品を示して、「これが当社の○○になります」と紹介する。「これが当社の○○です」とか「・・・○○でございます」とは言わない。また、誰かを引き合いに出して何か説明するケース。例えば「母が心配しますので・・」と言えばいいところを、なぜか「母の方が心配しますので・・」と、「の方」が追加される。前の例でいえば、「こちらが当社の○○の方になります」とフル活用されることすらある。この“ちょっと余計”な言い方は、いったいどうしたものだろう?。

言語学の立場からは諸説あるようで、今の若者を中心に「です」とか「でございます」といった濁音を用いて言い切る表現が苦手なため、という解説を聞いたことがある。「の方」も、物事を特定する印象を避けるためという説明も聞いた。

流行り言葉と言えばそうかもしれない。ほかにも同じような問題表現は幾つもあったであろう。いまも気になる言葉や言い回しは多いが、その多くは、いつしか消えていった。しかし、今回取り上げた二つは根強いようだ。どちらも20年以上も前、20世紀末ごろから目立っていた。それより少し前までは、日本語の乱れに対し識者や当局筋による批判・締め付けは強かった。しかし、世紀末の頃になると、なぜかタガが緩んでしまった。あまり問題にされなくなっていた。
                        2020年6月会報タモリ1

それでも、心ある人は腹を立てていたと思う。タレントのタモリさんなどは、かつて視聴者参加番組で「なります言葉」をしゃべる一般出演者に対し、「ウンッ?それって、何が何に成ったの⁉︎」って怒っていたのを覚えている。

筆者も、今世紀に入ってしばらくは、職場の若い人たちの言い方を聞き咎めていた。でも、その頃が“最後の抵抗”だったようだ。ミレニアムをまたいで、この方言はあまり批判されることもなく、ずっと流行ったままだ。当初は、街中や職場内の身内用語だったのが、そのうちビジネスや仕事の現場でも使われるようになった。テレビの収録場面でも、最初は一般出演者の言葉だったのが放送局内に広がり、報道番組のレポーターも多用するようになった。

最近では、民放は言うに及ばずNHKですら、何かのレポート場面で、語尾が「なります」言葉を使うのを聞いたことがある。いずれ消えるだろうとの期待は完全に外れ、まるで市民権を得たようだ。なりますの方言は、標準語として定着しかねない勢いである。それでもいいのか。

もちろん言葉は変わっていく。東京の都市言葉も明治以降いや戦後だけでも、言葉遣いや言い回しは多くの変遷を重ねて今日があるのだろう。そうした変化・変遷に柔軟に対応しなければ、ストレスが溜まるだけと分かってはいる。
2020年6月会報女子中高生1

近ごろの若い世代には、細かく各層ごとに特有の言葉があるようだ。先端?を走るJCJK(女子中高生)言葉を含め、若者言葉の多くは筆者のようなオヤジ世代にとっては唖然とする言葉ばかりだが、中にはいつまでも消えずやがて定着するものもあるのだろうか。こんな世迷言を言い募る筆者のような存在は、JK語でウーロン茶(ダサい?)オヤジと断罪されるのだろう。
                        2020年6月会報おじさん2


*4月7日の緊急事態宣言発令を受け、会報5月号は休刊と致しました。
橋本 滋 (編集担当)

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