新年挨拶

◎東京経済大学 堺 憲一学長の新年ご挨拶                  
2018年1月会報堺学長

「学び・発見・知的好奇心・人間観」
 

欅友会の皆様、新年おめでとうございます。

東京経済大学を舞台にした学習会が、皆様方にとって、今年もまた新たな発見と学びの場になることを祈念しています。新しい知識や情報との出会いは、大変楽しいことです。と同時に、学ぶという行為は、「脳の活性化」や「人間観の確立」にも大いに役立ちます。ここでは、新しい学びを通して、人間観の確立に至った、私の事例の一端を紹介したいと思います。

それは、いわば「私の転機」でした。起こったのは、40歳前後の数年間。その変化とは、「聞こえる」「見える」「読める」「考える」といった人間としては、ごく当たり前の行為を非常に尊いものとして思えるようになったことです。そして、人間の持っている能力は、何万年何億年という長い年月をかけて作り出された「進化と歴史の産物」にほかならないと考えるようになったのです。人間って、生物って、スゴイということを発見したのです。しかも、自分を含む人間の存在が、生態系というシステムのもと、太陽と地球を巻き込んだ宇宙的なスケールで成り立っているという、実に壮大な事実に遭遇したのです…。

発端は、「自分がなぜ生まれてきたのか、そしてどうして死んでいくのか」という極めて根本的な問いかけに対して、自分なりに対峙してみようと思ったことです。それを知るために、ずいぶんたくさんの本を読み漁りました。その成果の一端は、かなり後になりましたが、『あなたが歴史と出会うとき[新版]』(名古屋大学出版会、2009年)にまとめることができました。あくまでも「自分なりの」ものでしかありませんが、私の人間観に一つの軸ができたように考えています。

年が変わると、自分自身にもなにか変化が起こるのではと願ってきたのですが、これまでのところ、お正月にそうした変化が生じたことはほとんどありません。人間観の確立などと大きなことを述べたにもかかわらず、私の毎日は、迷いや戸惑いに充ち溢れたものです。それでも、新年にあたっては、自分なりの転機を再確認したうえで、日々精進していきたいと思っています。
  
 堺 憲一学長のブログ:「進一層」だより:http://www.tku.ac.jp/presidentblog/




◎欅友会 増田保武会長の新年ご挨拶 
                       
2018年1月会報増田会長

会員の皆様、新年おめでとうございます。平成もあと1年少々となりましたが、本年もどうぞよろしくお願いします。

さて、昨年は10月の衆院選では思わぬ野党の分裂などもあり、与党が圧勝、長期安倍政権の後半戦に足を踏み出すこととなりました。国内の景気は金融緩和策を主とする大型景気対策に加え、米国を中心とする世界経済の好調に支えられ、緩やかながら息の長い景気回復局面が続いています。

他方、国内の人出不足は深刻となっており、働き方改革の実現や、自動化投資などによる企業生産性の向上が今後の日本経済成長の鍵となってまいります。また、安全保障面では北朝鮮リスクが依然として大きく、加えて中国の海洋進出、EU・中東の政情など、今年も不安定な状況が継続すると思われます。

こうした先行き不透明な時代こそ、幅広い分野そして奥の深い知識や情報を吸収していただき、頭をより柔軟にしていただくことが、物事を正しく判断するために肝要なことと考えます。

「人生100年時代」がいよいよ現実のものとなってまいりました。
「生涯一学生」の気持ちを大切に、皆さんと共に大いに学び、新しい知識を吸収したいと思います。

欅友会の年間学習会、会員親睦の懇親会、野外学習会、会報への寄稿などの諸活動が、会員の皆さまの知識吸収や心の健康維持推進に役立って頂ければ幸いです。

欅友会は今年36年目を迎え、会員数も400名を超える地域と大学を結ぶ素晴らしい生涯学習会に発展しています。学習意欲に満ちた会員の皆様のご協力に、深く感謝申し上げると共に全面的なご協力を頂いている東京経済大学そして国分寺市に改めて御礼を申し上げます。

今年も既にお知らせしている通り、1月から7月までの計10回、時流のテーマを含む魅力ある学習会を設定させて頂いておりますので、多くの会員の皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
役員一同、今年も会の発展と会員相互の親睦の為に精一杯努めますので、ご支援ご協力のほど宜しくお願いいたします。
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