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会員の声

国分寺崖線画文集                   山本 昇

2月会報国分寺崖線1

会員の声

◎会員の声

                                   1月会報挿絵1(

正月雑感
       
                                  小倉 和代

毎年、暮れになると、前年の年賀状を読み返して賀状作りに取り掛かる。 年々今年で失礼いたしますのメモが混じるこの頃、
寂しさと共に、自分もそろそろの思いにとらわれる。 そんな中、心に係る一枚、ハイそうですかと、読み過ごすことができなかった。

職業訓練校で、ご指導を受けた女傑とも思える恩師の賀状、そのころ、セミナーが終われば、それだけで疎遠になる人が多いと、寂しい感想を漏らされたときの事、今も忘れられない。そうはしたくないと、その時深く心に残して、今がある。
今年、わざわざ下さった賀状を読み、若き日のあの時がまざまざと蘇り、来し方 行く末への思いが胸に迫った。
            
             来し方 行く方


        若かりし日々
        学業終えて 受けた 職業訓練
        英文タイプ 機械製図 老人介護
        全てが 自分の今を支える 道しるべ

        老人介護を導いた人
        年老いて 遠く
        自らを 介護施設に身を置く 恩師
        年賀状だけの繋がりで 幾としつき

        去年の賀状での 弱気な一行
        心情を察して 送らぬ選択もあった が
        敢て 励ましの言葉を載せて
        束ねて投函した 賀状に忍ばせた

        三が日が過ぎ 届いた恩師からの賀状
        文面には 面々と
        施設を替ったこと
        齢九十を超えて尚 寝たきりに非ず と
        日ごろの暮らしが きっちり こまごまと
       
        賀状送ったこと 間違いではなかった
        近くにある水元公園に 蓮の花
        見に来た折には立ち寄って とまで
        温かな ゆとり取り戻した 心使い
        胸詰まるもの

        見事に 齢を重ねて 尚
        自分を律して生きる 師のたたずまい
        いつまでも お元気で と
        密かに エールを送る
                     平成29年1月
2月会報お正月2
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