FC2ブログ

3月号

                            

                              3月会報こぶし1
       
                
                                                                                   3月会報                                      
  
                                                                              
「お知らせとお願い」



◎3月の学習会のお知らせ 

 日 時:3月19日(土) 13:30~15:30
 場 所:東京経済大学 2号館 B301教室                     
 テーマ:「邪馬台国は九州にあった」
 講 師:福永 晋三 先生(東京都立第五商業高等学校教師)

(講師のプロフィール)

1952年福岡県生まれ。1975年國學院大學文学部中国文学科卒業。東京都立府中高等学校赴任に始まり、現在は東京都立第五商業高等学校教師。國學院大學中国学会会員。東アジア比較文化国際会議日本支部会員、古代史研究会として「神功皇后紀を読む会」主宰。
著書に『九州王朝の論理』(共著、明石書店2000年)、『越境としての古代(1~7巻)』(共著、同時代社2003年~2009年)、『真実の仁徳天皇-倭歌が解き明かす古代史-』(不知火書房2015年)ほか。又、休暇を利用して九州の久留米大学などで毎年講演をされている。

◎会員総会のお知らせ

上記学習会終了後、すみやかに同じ教室で開催します。所要時間は45分間を予定しています。
昨年度の事業報告と決算報告、および本年度の事業計画案と予算案について会員の皆様にお諮りする年に一度の重要な会議です。講義の後でお疲れのこととは存じますが、多数の方にご出席いただきたいと希望します。特に新会員の方には欅友会の運営についてご理解いただくためにも、ぜひご出席ください。
総会資料は当日お配りします。     

*本年度の会員数が確定

1月末日で会員募集を締め切った結果、今年の欅友会会員数は399名(昨年比+25名)で確定しました。
内訳は男性/295名(継続会員243名、新規会員52名)、女性/104名(継続会員85名、新規会員19名)
です。

*4月以降の教室が確定

最終ページの学習会スケジュールに記載しましたように、主に2号館B301を使用させていただきます。欅友会は東京経済大学のご厚意で、学習会の教室とその設備一切を無料で提供していただいています。

*東京経済大学図書館利用を希望される方へ

図書館利用カード発行の準備が整いました。図書館利用を希望される方は、図書館カウンターで欅友会会員であることを告げ、公的身分証明書を提示して手続きを行ってください。

*アンケートのご質問にお答えします(欅友会に入会するには)

一般受講者からと思われますが、「欅友会に入会するにはどうしたらよいでしょうか」というご質問がありました。本年度の会員募集は1月末日をもって終了したため、現在入会申込をお受けしておりません。
受講を希望される方は、1回500円の会費でご聴講いただけます。予約は不要ですので、学習会の当日、直接会場にご来場ください。

来年度の会員募集は今年の11月頃に開始します。募集開始後は国分寺市の公共施設等にご案内チラシを用意しております。当会報7ページ下段の連絡先までご請求くだされば、募集開始時にご案内します。
なお、欅友会では毎月ブログを更新してお知らせ、学習会の要旨、会員の声などを掲載しています。

※欅友会ブログhttp://kyoyuukai.blog.fc2.com


◎2月27日(土) 学習会の要旨 

3月会報(宇良先生2)

日 時:2016年2月27日(土)13:30~15:30 
場 所:東京経済大学2号館B301教室
テーマ:「認知症に強い脳をつくろう!
-今日からできる認知症予防-」
講 師:宇良 千秋 先生
東京都健康長寿医療センター研究所 
自立促進と介護予防研究チーム研究員
出席者:241名(会員:男性160名、女性66名、
         非会員:男性6名、女性9名)

【講演要旨】

1.はじめに

今日の話の中心は認知症予防の話ではありますが、今の時点では、100%予防出来る方法はわかっていません。ただ、色々な研究が進んでいて、少なくとも発症を遅らせるのは出来るのではないかと思います。いつ発症するのかが問題ですね。できるだけ健康寿命を伸ばして発症の時期を遅らせられればこれに越したことはないし、認知症になったとしても生活の質を落とさないで生きていくためにはどういうことが必要なのか、どういう支援が必要なのか、周りの方々がどのようにサポートし、関わっていくのかという話を中心にしていきます。


最近は当事者の方が、自分の意見とか、希望を述べられることが多くなってきています。それを見ると、何も出来ないのではなく、周りのサポートを受けていければ自分の意思を表明したり、やりたいこと、楽しいことを生活の中で実現できることが、かなりあるなと思います。今日のこの会に参加される前は認知症は何か暗いイメージを持たれていたのではないかと思いますが、帰る時には明るい気持ちになれるような分かり易い話をしたいと思います。  

私の専門は心理学ですが、人の生活習慣は日々の行動の積み重ねですので、心理学は行動の科学ですから、人がどうしてそういう行動をとるのか、どうして行動をとれないのか、どうしてそういう生活習慣ができないのか、出来るためにはどうしたらいいのかを考えるときに心理学の知識、技術が役に立つのではないかと考えております。

2.「認知症」への理解 (東京都発行「知って安心認知症」パンフレットを中心として)

このパンフレットは東京都と私どもの研究所が共同して作ったものです。高齢者自身が自分で認知症の
ことを学んで、自分でちょっと怪しいなと思ったらどこに相談に行ったらいいのかなど自分で行動をおこせるように、いろいろな勉強ができます。これからの時代はお子さんと同居している方は少なくなってきて、高齢者だけの世帯であるとか、一人暮らしの高齢者が増えていきますので、どうしても周りに家族がいないため、支援が受けられない方が多くなってきます。したがって、高齢者自身で認知症のことを学び、相談、支援を受けるにはどうすればいいのかを知っていることが必要で、主体的に行動がおこせるようにということでこのパンフレットは作られています。御家族で、あるいは、周りの方と活用してもらいたいと思います。

認知症の高齢者の方はどんどん増えることは予測されていて、既に462万人が発症し(全国調査)、有
病率で見ると65歳以上で15%を超えています。その予備軍としては400万人いると言われています。また、認知症の特徴として、有病率で見ると、70歳台では男女の有意差はないが、80歳を越えると女性の方が増え、差が出てきています。また、5歳年を取るごとに有病率は倍々になっています(海外データでも同様の傾向)。

例えば女性で見ると~65歳で2%、~70歳で4%、~75歳で9%、~80歳で18%、
~85歳で32%、~90歳で50%以上、~95歳で70%以上、100歳を越えると100%認知症だというデー
タもあります。「長生きすることと認知症になることはセットで、これはセット販売でバラ売りは出来ませ
ん」と言う、認知症専門の先生もおられます。

認知症は脳の老化が大きく影響する病気です。75歳を過ぎると発症率が一気に上がるのが特徴ですが、
出来るだけ発症を遅らせることができれば、健康を長く維持できるわけです。
それから、社会的な特徴としては、これからどんどん一人暮らしの高齢者が増えてきます。

65歳以上の世帯の家族は、今は2人の夫婦世帯が多いのですが、2020年には単独世帯が多数になります。これを地域で見ると一人暮らしで、しかも認知症の高齢者が当たり前のように居ることになるわけで、誰がその人をサポートするのかが問題になります。これは他人事ではなく、誰もが認知症になるということを考えれば、自分のこととして認知症の問題を考えなければならない時代になっています。

認知症を当たり前、特別なことではなく、ありふれたこととして、お互いさまと考えて、できるだけ支え合うという気持を当たり前に持てる地域であれば、ストレスを持つことなく、機嫌よくボケられるわけで、そういう地域を作っていくのが大きな課題です。それには住民の認知症に対する理解とか、自助とか互助を促進する仕組みを作っていかなければいけないと思います。 

認知症というのはどういう病気が原因で起こることが多いかの説明をします。いろいろ原因がありますが、アルツハイマー型認知症が全体の60%、脳血管障害型(脳卒中の後遺症)が20%、10%がレビー小体病型(パーキンソン病とほぼ同じメカニズムでレビー小体という物質が脳全体に広がる)で幻覚とか幻視が特徴です。他にピック病、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍とかアルコール依存症などがあります。これらが原因で脳の器質的な変化によって脳の機能が低下します。

                                3月会報認知症1

その結果、判断、記憶、注意などの機能が低下し、自立した生活がし辛くなります。これはどの認知症にも共通して出てくる状態ですが、人によって異なってくるのはその先で、不安が高まったり、鬱状態がひどくなったり、怒りっぽくなったり、幻覚、妄想、徘徊がひどくなるなどいろいろな症状が出ます(行動心理症状という)。この行動心理症状は多くの場合、その人が周りの人から如何に対応されているかなど、生活の環境によって大きく異なってきます。対応環境次第では症状が強く出たり、緩和されることを、理解して頂きたいと思います。

認知症になったら、

まず第一に「不安を感じやすく」なります。言葉には表せないけど、自分は最近「物忘れが多くなった」「何か変だな」「人に迷惑をかけているのでは」と感じています。最初に気づくのは本人で、今後どうなるんだろうとか、見捨てられるのではと不安になることがあります。認知症の人が何度も同じことを言ったり、尋ねたりすることに対して、周りの人が怒ったり、怒鳴ったりしたら、更に本人は不安が高まってしまいます。これらの現象は脳の病気、記憶障害から起こってきているわけで、人を困らせようとしているわけではないことを理解し、不安を和らげる対応が大事です。

第二としては、気分が沈んで「鬱状態」になることがあります。今まで出来ていたことが出来なくなることが、生活の中で度々出てくるわけで、落ち込んで意欲が低下してしまいます。趣味活動とか,人とのコミュニケーションが減少してきます。この結果、生活が不活発になり、不安も重なって鬱の状態になります。周りの人がミスや、忘れたことをフォローすれば、仲間として受け入れられていると、安心して参加してみようという気にもなり、症状が緩和され、生活の不活発化が防げます。不活発になると更に機能が衰えるという、悪循環に陥ります。

第三としては、「怒りっぽく」なることがあります。自分のミスや、忘れたことで周りから非難されることがあると、本人にとっては、まったく身に覚えのないことで、理不尽なことと感じてしまいます。怒られたり、修正させられたりで、本人にとっては無茶な要求と受け取って、怒りっぽくなったり不機嫌になる訳です。怒りっぽくさせているのは、周りの人の反応でもあると思いますので、接し方を見直してみると、認知症の方の反応が変わってきます。本人の気持を理解して接してあげることが重要です。

認知症の方は特別な感情を持っている訳ではなく、私たち普通の人と心理状態は変わらないのです。認知症の方が「不安」「鬱」とか「怒りっぽい」というリスクを抱えて生活していることを理解し、不安を和らげる、困らせない、怒らせないような対応をして接して頂きたいと思います。但し、あからさまに、また、必要以上に助けようとすることは、本人のプライドを傷つけることになり、逆効果になることを承知して置いてください。本人が出来ることは本人にやってもらい、出来ないこと、助けてほしいことを、さりげなく支援することが有効な手助けになります。詳細はパンフレットに書かれていますので参考にしてください。                    

                                                                       
3..認知症の予防について

予防という点では、先にお話ししたように認知症の原因がアルツハイマー型と脳血管障害(脳卒中)で
80%を占めているとお話ししました。これをカバーすれば予防の点では8割をカバーできることになります。脳血管障害は、若いときからの高血圧や高脂血症(脂質異常症)、糖尿病、心疾患、喫煙、肥満、過剰な飲酒によって引き起こされやすくなりますので、これらの危険因子を取り除く生活習慣をすることが予防につながります。アルツハイマー病でも、脳血管障害と同じような生活習慣が影響し合っていることが分かってきています。特徴的なのは鬱を繰り返すと、発症の危険度が高いという疫学調査の結果が出ています。

ほかにも、健康的なライフスタイルを維持すること、特に運動を取り入れることが、危険因子を取り除き、発症の危険度を低めるということがわかってきました。また、アルツハイマー型認知症の発症を防御しやすい生活習慣として、運動の外に認知的活動、頭を使う活動、社会的活動、余暇活動、趣味活動、対人接触などがあります。食べ物では、抗酸化物、不飽和脂肪酸(DHA、EPA)これらを取り混ぜた地中海食、適度な飲酒が効果的と言われております。他には、教育があります。教育期間が長いほど、防御しやすいという研究結果が出ています。これは、教育レベルが高いほど、長いほど健康意識の高い仲間が多くなる傾向があり、自然と社会活動、認知活動、対人接触活動の活発化へ繋がっていくからだと思われます。若いときだけではなく、中年期以降でも頭を使う活動というのが、効いています。

心理学の理論の中で「認知的予備力仮説」というのがあります。これは若いときから脳に刺激が沢山ある生活をしていると、認知的予備力が蓄えられるとか、認知機能の貯金を持つことが出来るという仮説で、年を取って老化、障害が出てきても発症するのを先延ばしできるのだ、ということを意味します。若いときの筋肉トレーニングが年齢を経ても効果が残っているのと同じことなのです。

4.認知症予防に効果的な生活習慣 (宇良先生研究チーム作成「今日からできる認知予防」より)
                       3月会報サラダ1

 ・野菜や果物、魚を多くとっている人は危険度が低いことが分かっています。野菜、果物にはビタミンCとE、βカロチンが含まれており、脳の酸化(老齢化をもたらす)を防ぐ抗酸化作用があり、また、脳内のアミロイドβ(アルツハイマー病の元になる物質、老人斑のようなもの)の生成を抑制します。

 ・緑茶のカテキンやクルクミンにもアミロイドβの生成を抑制する効果があります。クルクミンを使った認知症を治す薬を開発中という話もあります。

 ・魚に含まれているDHA・EPAなどの不飽和脂肪酸には、脳の血流を良くしたり悪玉コレステロールを抑えたり、アミロイドβの生成を抑える働きがあります。

 ・ワインを週一回以上でも飲んでいる人は、週一回
 未満の人と比べて、アルツハイマー病になる危険度が半分以下になるという調査結果があります(カナダの研究)。
 3月会報ワイン

・赤ワインに含まれるポリフェノールには強い抗酸化作用があり、アミロイドβの生成を抑制します。
 
・「地中海食」では認知症発症の危険度を抑制するという調査結果が報告されている。(野菜、果物、魚、オリーブ油、豆類、穀物を多く摂取し、アルコール類、肉類、乳製品は少量摂取するバランス食)

 ・運動習慣をもつ人は、もたない人に比べて、アルツハイマー病になる危険率が低い。
 ・有酸素運動をすると、脳の前頭葉や海馬の血流が増します。
 ・動物実験によれば、運動することでアミロイドβは分解されてたまりにくくなります。
 ・有酸素運動の中で、特に手軽に取り組めるのがウォーキングです。

 ・1日7000~8000歩、歩幅を1~2割広げて歩く早歩き(中強度の運動)を1日30分、週5日行うと良いでしょう。一度にやらなくても、区分けしてやっても構いません。
                                 3月会報ウオーキング

 ・ウォーキングを習慣化するコツは・・・用事のついでに歩く、歩数計を装着して記録する(セルフモニタリング)、仲間と歩く、小さい目標から始める(スモールステップ法)等。
 
 ・人と積極的につきあう。友人や親族を訪ねることがない、友人の訪問がない、社交的でないなどの社会的ネットワークに関連する行動が、アルツハイマー病の危険因子であることを示しています。人との交流が活発な人と、活発でない人では、認知症になる確率が8倍違うというデータがあります。

 ・知的活動をしましょう。新聞、雑誌を読む、トランプやクロスワードパズル等のゲームをする、博物館に行く等の知的活動の頻度が高い人ほどアルツハイマー病の危険度が下がると報告されています。

認知症の発症の要因がどれか一つだけというのではなく複合的に絡み合って影響し合っているわけで、危険因子を少しでも減らし効果のある習慣を総合的に増やしていくことが認知症予防です。

5.認知症に移行する前に低下しやすい3つの認知機能を鍛える

人間の脳の機能は老化によって急に落ちるわけではありませんが、認知症になる人は正常な人と比べる
と、ある時期から違う落ち方をします。認知症発症の6~7年前にそれが現れます。であるならばどんな
機能が落ちるのかが分かれば、事前にその機能を鍛えて、認知症に移行する時期を先延ばしできるのではないかと考えています。研究の結果、認知症に移行する前に低下しやすい脳の機能は「エピソード記憶」「注意分割機能」「計画力」の三つであることが分かってきました。

エピソード記憶というのは、自分の体験したことの記憶で、認知症になるとより近い過去の記憶を失っ
てしまいます。エピソード記憶を鍛えるには、日記などをつける、さらには1日遅れ、2日遅れの日記をつけることが効果的です。また、家計簿をつける時にレシートを見ないで買ったもの思い出してみる、などがあります。興味のあるもの、楽しいことで記録をつければ、楽しく継続でき、習慣化できるのではないでしょうか。

注意分割機能とは二つ以上のことを同時に行うときに適切に注意を配る機能です。これを鍛えるには、
身近なことで複数の作業を行うことです。たとえば、複数の料理を同時にやりながら洗い物をするとか、いくらでもその材料は身近にあります。 

三つ目が計画力です。新しいことをするときに、段取りを考えて実行する能力です。新しいことに挑
戦することで鍛えられます。たとえば、新しい料理のレシピを試作してみる、頭を使うゲームをしてみる、自分で計画を立てて旅行するなどが効果的です。楽しいこと、興味のあること、生きがいになることを選ぶことが、続けられるポイントです。  

6.まとめ

認知症予防の考え方として、血圧、コレステロール、血糖値をコントロールすることと、運動、食事を
健康的にするライフスタイルを身に着けながら、積極的な社会活動、趣味活動、知的活動等複数領域を総合的にやることが、先ずは必要です。そして大事なことは、習慣化し易いものをやるということです。予防行為がその人にとって趣味だったり、生きがいだったりすれば長続きするわけです。

発症の20年前から脳に障害をおこすアミロイドβが蓄積を始めることを考えば、長く続けなければ、予防はほとんど効果がないこととなります。健康な内から、この様な健康的なライフスタイルを身に着けていけば、予防にもなりますし、認知症になった後でも、生活の中に楽しみとか、生きがいを持ち続けることが出来ます。年を取って、認知症になった時に、今まで趣味も、生きがいもなかった人に何か趣味やサークル活動活動を始めましょうと言ってもむずかしいのです。そして、仲間から認知症になる人も出てきても、長い蓄積と信頼関係があれば、おのずとその人を、周りの人が自然とフォローすることになります。これは、長い間付き合った仲間だから、自然に助けてあげようという気持ちになるわけで、認知症の本人も安心感が生まれてくるわけです。   

健康的なライフスタイルを身に着けていけば、予防にもなりますし、認知症になった後でも、生活の中
に楽しみとか、生きがいを持ち続けることが出来ますので、QOL(Quality of Life)を高めることにも貢献することになります。そうなると、認知症になっても機嫌よく生活できるし、明るくボケられるし、周りの家族もストレスなくサポート出来ることになると思います。

今日の話が皆さんの生活の中に少しでも役立ってもらえればと思います。

                   3月会報(宇良先生4)
         

【質疑応答】  
  
 Q1: 男性に比べ女性の方が認知症の発症率が高いのは?
 A1: データは要介護認定を受けている人だけですので、男性の申請が少ないのかもしれませんが、海外のデータも同じ傾向を示しています。女性ホルモンが関係しているという説、遺伝的なものだという説がありますが、解明されていません。
 
 Q2: 介護する側の方でいろいろ質の面で問題が起きているようです。海外を含めどうですか?
 A2: ケアが進んでいるのは、高齢者の多い日本です。海外から注目されています。職員の
    認知症への理解が進んでいるか否かが、その質に影響しています。
 
 Q3: 認知症の重症度とか、男女差についてどうでしょうか?
 A3: 重症度の性差についてのデータは持っていません。脳血管障害が男性の方が多いと思います。アルツハイマー病は女性の方が多いようです。一般的には発症して10年位でお亡くなりになっています。レビー小体病は高学歴の男性が多いという印象をもっている医師もいるようです。                        

                                                                 (文責 渡辺 義廣)                                                    


◎会員の声                                     

   私が国分寺に住んだ理由(わけ)

                                          山田 敏

私が国分寺に家を建てたのは1970年、つまり今から45年前の6月でした。仕事がマスコミ関係だったので勤務形態が極めて不規則でした。残業で中央線の最終に間に合わなかったり、出社時間が始発前だったりするのは日常茶飯事でした。家に帰らない日も多々ありました。
3月会報国分寺6

 こんなことから都心に1Kか1DKのマンションを買い、家族を山梨(か長野)に住まわせることを考えました。金曜日に仕事を終えた後山梨に帰り、月曜日に始発で出社し、ウイークデーはマンションから通勤するというパターンです。

 しかし、あれこれ考えた末、二重生活はコスト面であまり合理的ではないという結論に達し、都心と山梨の中間の国分寺を選んだというわけです。当時はバブル前で、土地はそんなに高くありませんでした。前に住んでいた小平の土地と家を売って今の国分寺に土地を買い、住宅はローンで家を建てました。
                        3月会報国分寺4

 定年後の今は長かったローン生活から解放され、夫婦で快適なサンデー毎日を謳歌しています。子供や孫達も近くに住んでおり、一緒に食事や買い物をするなど交流を密にしています。

私も年齢が70代後半に入りましたので、体や頭が不自由になるのは時間の問題です。
 その時の事を今のうちに考えておかなければなりません。
 子供たちに近い今の家の近くで老人ホームを探すか、今の家に住み続け、介護を有料で人に頼むか、或は東京から離れて
富士山の見える静岡か山梨あたりで安くて優良な老人ホームを探すか選択肢は色々あります。 
     
 欅友会の学習会で「終の住み家」のお話がありました。東京で月額30万円以下の老人ホームには問題がある。100万円を超える所もあるというお話でした。私にはとうてい手の出ない話です。
 
考えてみれば、もう都心への通勤がないわけですから、東京に住む必然性はありません。
 前に考えた富士山の見える静岡か山梨に住んでも良いのです。



≪短歌募集!≫ 
                       3月会報短歌1

1月号の新春俳句に続き、皆さまの短歌を募集します。
日ごろ短歌に親しんでいる方はもちろんのこと、初心者だから自信がないとおっしゃる方も
歓迎します。ご投稿をお待ちしています。

テーマは自由です。投稿はおひとり2首までとし、投稿いただいた短歌はすべて掲載します。
締切日の4月30日(土曜日)までに、下記の方法でお届けください。
 ①手渡し:3月19日、4月9日、4月16日の学習会の受付で役員にお渡しください。 
 ②役員の大崎まで郵送またはメールで投稿ください。


◎2016年(平成28年)学習会スケジュール
3月会報学習会スケデュール


★スケジュールは事情により変更、中止する場合があります。予めご了承ください。

○学習場所 東京経済大学の教室                           
○各学習日とも土曜日 13:30~15:30
○下記の学習会は映画上映のため終了時間が1時間遅くなります。
      ★ 7月23日  13:30~16:30 


メニュー
アクセスカウンター
リンク