1月号

                                           
                                                               
        
 1月号  


                                  はごいた
 
   
◎東京経済大学 堺 憲一 学長の新年ご挨拶                    
欅友会の皆さん、明けましておめでとうございます。
『欅友会会報』を拝見いたしますと、学習会や市民大学講座を中心に、会員総会、会員懇親会、野外学習会など、実に多くの活動を展開されていることがよくわかります。今年もまた、そうした活動が会員の皆さんにとりましての「活力の源」になれば、本学にとりましてもうれしい限りでございます。
私自身も、今年の1回目の学習会の講師として、「戦後日本経済の歩みと経済小説」について話をさせていただくことになっております。私の専門は経済史、特にイタリア近現代経済史です。ところが、1983年からあることを契機に経済小説を読み始めました。経済小説とは、経済を題材にした小説の総称です。経済小説をイメージしにくいという方は、「世の中・仕事・お金・暮らし」に関する小説と考えてくださってもかまいません。その後、経済小説の解説書を2冊刊行し、多くの作品の書評や評論を行ってきました。当日は、そうしたこれまでの活動をベースにして、楽しんでいただけるようなお話ができればと思っております。
国分寺キャンパスの大改造は、一昨年4月から活用をスタートさせた5号館、昨年4月にオープンした新図書館、10月に旧図書館から生まれ変わった「大倉喜八郎進一層館」と大倉喜八郎翁の銅像の建立によってほぼ完成いたしました。5号館と新図書館は、ガラス張りのきれいな外観の建物なのですが、「グッド・デザイン賞2014」をいただいております。
また、明るい建物群の魅力を引き立ててくれているものに、キャンパスを覆う多くの樹木がございます。実は、国分寺キャンパスには、15本近いケヤキの大木があるのです。ケヤキのキャンパスと言えるかもしれません。その意味でも、東京経済大学は、「ケヤキの友の会」である「欅友会」とは大きな絆で結ばれているのかもしれません。
学習会、市民大学、大倉記念学芸振興会などを通して、本学が皆さんにとっての良き「学びの場」であり続けますことを祈念しております。

堺学長のブログ:「進一層」だより:東経大のホームページでお読みいただけます。

◎欅友会 長谷部元信 会長代行の新年ご挨拶                             
新年明けましておめでとうございます。
昨年暮れの慌ただしい衆議院選挙も終わり、静かな正月を迎えました。会員の皆様も御家族ともども良いお正月をお迎えのことと思います。
昨年はご支援を頂いている東京経済大学の素晴らしい新図書館がオープンし、また国分寺市は市制施行50周年を迎えられ、それぞれ歴史に残る輝かしい年でした。私たち欅友会もこの中で設立32周年を迎え、実りある活動を続けております。
今年の学習会はこの24日(土)にスタートし7月まで10回開催いたしますが、いずれも会員の皆様のご満足いただけるものと思います。
第一回目は東京経済大学学長の堺憲一先生を講師としてお招きしております。先生のご活躍の分野のお話でございますので、その日を期待してお待ち頂きたいものと考えております。2月以降の学習会もそれぞれの先生から興味あるお話をお聞きできるものと思っております。
私たち会員はこれらの喜びを共にしつつ、また国内外で抱える諸問題に向き合い、さらに将来に向って活動を続けたいと思っております。
会員の皆様の健康をお祈りし、多くの方の学習会へのご参加をお待ちしております。 
梅

お知らせ
◎2015年1月学習会のお知らせ
 
日 時:1月24日(土)13:30~15:30                             
場 所:東京経済大学 5号館E101教室                                               
テーマ:「戦後日本経済の歩みと経済小説」                                        
講 師:堺 憲一先生(東京経済大学学長)

(先生のプロフィール)
1948年生まれ。1971年香川大学経済学部卒業。1973年名古屋大学大学院経済学研究科修士課程修了(経済学修士)。76年同大学院経済学研究科博士課程単位取得。1989年経済学博士(名古屋大学)を取得。1980年東京経済大学専任講師。助教授を経て89年から教授。94年4月~96年3月東京経済大学経済学部長・大学院経済学研究科委員長。2001年12月~04年3月学長補佐、06年4月~08年3月副学長。2014年4月1日より学長に就任。 座右の銘は「人事を尽くして天命を待つ」。
専攻は、近現代イタリア経済史。経済小説の書評・評論を多数手掛けている。
著書:『近代イタリア農業の史的展開』(名古屋大学出版会、1988年)、『日本経済のドラマ 経済小説で読み解く1945-2000』(東洋経済新報社、2001年)、『新版 あなたが歴史と出会うとき-経済の視点から』(名古屋大学出版会、2009年)、『この経済小説がおもしろい!』(ダイヤモンド社、2010年)、『だんぜんおもしろいクルマの歴史』(NTT出版、2013年)他多数。
所属学会:社会経済史学会、政治経済学・経済史学会、経営史学会

~学習会に参加される方に~
継続会員の方は名札をお持ちください。新会員の方には学習会受付でお渡しします。
・講義開始間際には受付がたいへん混雑します。早目の受付にご協力ください。
・教室内の温度は大学当局によって基本設定がされています。状況により適宜上げ下げをしますが、
体感温度には個人差がありますので、上に羽織るものを用意されるなど対策をお願いします。

 ◎会費納付はお済みですか?   
先月の会報でもお願いしましたが、会費がまだの方は、お忙しいとは存じますが早急に
郵便局よりご納付頂きたく、ご協力の程よろしくお願いします。
払込票を紛失された方は郵便局で用紙を取得の上、下記番号等を記入しご送金ください。
      振込先    口座記号 00180-0 加入者名 欅友会
             口座番号 740666
※通信欄に、「継続」と「性別」「年齢」(例…男性、60代)をお書き添え下さい。

◎2014年 年頭予測問題の結果                                      
 昨年の会報第268号に掲載しました「2014年年頭予測問題」には137名(男性110名、女性27名)
 の会員の方々からご応募を頂きました。正解は下記の通りです。
 成績優秀者は13 問正解者で下記の3名の方々でした。12月26日役員会で規定通り抽選した結果、
 下記の通り順位を決めさせていただきました。おめでとうございます。

第一位 川村僖壹会員、 第二位 長沢義裕会員、 第三位 菅谷 宏会員

◎東京経済大学 国際シンポジウム
テーマ:『北欧と東アジアにおける高齢者介護政策と生活保障』
場 所:東京経済大学5号館E002教室
参加費:無料/事前申込み不要
ただし、同時通訳を希望される方、及び、詳細については1月23日(金)までに東京経済大学、西下彰俊教授までお問い合わせください。 
日 程:【第1日】1月31日(土)10:00~16:30
         スエーデン、日本における介護、高齢者ケアの政策と動向など
   【第2日】2月1日(日)10:30~16:30
         スエーデン、韓国における療養ケア、生活保障など




◎会員の声                
雑感―閑人の思い                      中村 俊雄                                                                      
 女房から会社を辞めた以上、これからは平等に家の仕事もやるように言われ、それができなければ「私がいなくなったら困ることになる」と脅かされ家事見習いにさせられた。今では、洗濯、掃除、ゴミ出し、料理も程々にできるようになったつもりであるが、我が女房殿の評価は低く半人前!未だ初心者マークで合格点は取れていないのが実情である。
 ある日、深夜放送を聞いていたら、千葉大学の多胡輝名誉教授が退職者に必要なものを二つ挙げられていた。それは“きょうよう”と“きょういく”とのこと。難しいことを言われるものだと思って聞いていたところ、“今日の用事”と“今日の行く所”が必要とのこと。これなら、私でもできると思った。毎日家に閉じこもり、テレビを見て、酒を飲んで過ごすような生活は真っ平御免こうむりたいし、濡れ落ち葉にもなりたくないので、手帳に毎日の計画をかけるように努力することにした。

その頃、近くの公民館に行った時、偶然、欅友会の入会勧誘のチラシを見つけ、すぐ入会手続をとった。この会に入会させて頂いたお蔭で、生来、怠惰な私が勉強の効用を実感できるようになった。原子力や地震の話には特に東日本大震災でお世話になった多くの方々が被害を受けられ、特に原子力発電所の問題で今も苦しんで居られる福島の方々の心痛を考える度に本当にお気の毒を飛び越え、今でも怒りで体が熱くなる思いでいっぱいだ。もう一度、同じような事故が起きるとわが国が小松左京の小説の“日本沈没”ということになるのではないかと恐れる。
 
 手帳を計画で埋め尽くすために3年間色々なものにチャレンジした。自立体操、太極拳、気功、中国語、ゴルフ、海釣り、映画鑑賞会、ヨガ、ハイキング、料理、カラオケ、歌声喫茶、仏教の会、野菜づくりにも取り組んだ。これらの大部分は今も活動中である。その他、東京都の下水道局、教育委員会のモニターもやって居り、この6月には都立高校の授業参観にも出掛け50年振りに高校生と同じ教室で勉強?をした。昨年は国分寺市の市民公募委員にも応募し運良く市長より任命戴いた。市民の立場に立脚した行政が行われるように意見を述べる機会が与えられ、頭の体操にもなり、私にとっても大いに勉強になって居り感謝している。生来、暇を持て余すのが嫌いで、忙しく動き回るのを好む人間であるが、これ以上計画を入れると大変だという自覚が生まれ、当面活動中のものを更に徹底することとしている。
犬

 我が家には今年11歳になるオスの柴犬がいる。朝晩2回の散歩は私の日課になっている。特に退職後は嵐の日を除き毎日朝は5時から、夕方は4時半から1時間程度ゆっくり我が家の周りの公園や林の中を歩いている。昔読んだ遠藤周作の随筆を思い出す。どの犬も飼い主には名犬、他人にとっては駄犬だと喝破されていた。至言だと思う。私は和犬は洋犬と較べ利口ではないと思う。しかし、飼い主に対する忠実さは洋犬と較べものにならないぐらい徹底している。我が家の犬も私と女房をいつも観察し甘えて来るが、たまに息子が来ても殆ど関心を示さない。人に媚びないのが好きだ。

 犬を通じて多くの人と友達になった。犬の名前はハナちゃん、シオンちゃん、マナツちゃん、ゴンちゃん色々あるが、大抵のワンチャンの名前は覚えているが、一方、殆どの飼い主の名前は知らない。従って、飼い主の名を呼ぶ時はハナちゃんのお父さん、ゴンちゃんのお姉さんと呼んでいる。変な話だがそれで通用しているし、何の問題もない。西宮に居た時もそれは同じであった。犬を通じての地域の仲間づくりは退職後の思わぬもうけものだと喜んでいる。
 2年前、畑仕事をやりたいと思って、市民農園を申し込んだら運よく当たった。ほぼ同じ時期に女房の友達から畑を借りていた人が高齢のため止めることになったので、やらないかとの話が舞い込んで来た。そこは、私の家から80mの所にあり、いつも犬と散歩をしている道のそばに有ることが分かり、市民農園は断り、そこを借りることにした。簡単に借りると返事をしてしまった。畑は60坪、野菜の種や苗を買い求め、化学肥料を一切使用せず自然農法をやると宣言して素人ファーマー生活がスタートした。昔、葛飾の金町で友達のお父さんから畑を借り、トウモロコシやさつまいもを沢山作ったことがあり、野菜なんか朝飯前で作れると考えていたが、毎朝の草刈は女房が手伝ってくれるが、その他は私の担当。肝心の野菜特に葉野菜は虫に食べられ殺虫剤を使おうと何度も考えたが、自然栽培をしないのなら周りのお百姓さんとなんら変わらないのではないか?と思い直し、それ以来、体に害のない木酢や牛乳を薄めて散布したりしながら、虫との戦いを繰り返しているが実効果は左程ない。そこで、最近はネットを張る、虫を直接捕まえ駆除するようにしている。隣のおじさんは20年以上野菜作りをされて居り、虫のことを1年前に相談したところ、ニコニコ顔で“ムシ”しなさいとの御託宣。さすが!そういう気持ちでなければ20年も続けられないのだろう。感心することしきり。
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 海釣りのキャリヤだけは長い。女房に言わせるとへぼ釣師がよく続くものとあきれられている。1972年名古屋の友達と浜名湖に船外機のボート釣りに行って以来、東京、大阪、仙台、福岡、東京、大阪と転勤する度にそれぞれの地方の釣りを楽しんで来た。俗に言う釣り名人にも会って直接、釣法を訊ねたこともあるが、その真似は私にはとても無理だとあきらめ、へぼ釣りを今も続けている。大阪府釣り連盟会長の新竹氏が「釣り乞食になるな!」と生前よく言われていたのを思いだす。釣りは一人ひとりと魚との真剣勝負。テレビや雑誌に出て宣伝に使われている人たちの行動を近くから見ていてそう言われたのだろう。そう言えば釣りの例会で釣行に出掛けいつも竿頭になり友達を失う人がいる。気の毒な人だなと同情を禁じ得ない。私も時々友達をなくしたいと思う。  

 大阪の小学校の同級生のクラス会がこの7月大阪で3年振りに開かれた。残念ながら、私は用事があり欠席してしまったが、後日、その時の記念撮影の写真がクラス幹事から届いた。私が大阪の会社にいた6年前にもクラス会があった。その時の参加者は20人。今回は10人。その間、物故者が2名いたことを考えても、随分参加者が減ったものだと思う。府中の友達は彼等と10年ぐらい会っていないせいもあるが、「随分みんな年を取り、爺さんになってしまったな」とのメールが私の所にも届いた。個人差はあるが、まだそれほど差は大きくはない。自分の顔を見たことがない人は幸せ者だとつくづく思う。
退職後の男性は地域の人と仲良くしないといけないと言われる。肩書も組織もない一人の人間として生きていかなければならない。特にプライドの高い人はこれに耐えられず引きこもり症になるようだ。地域のサークルに入会しても人を君呼びし、身体を動かさず上から目線で人と接する。おばさん達から当然相手にされず無視される。結局、居心地が悪く、いつの間にかやめていくことになる。大半の男性諸氏は改心?しなければそうなるように思う。特に地域のサークルの大半は女性参加者が圧倒的に多い。女性が男と較べて長生きのなのは、このように元気に活躍されていることも影響しているのではないかと思う。私の参加クラブは高齢のご婦人が数多く活躍されている。彼女等とのトラブルを回避する秘訣は人の噂をしない。悪口を聞いても聞き流し同調しない。自分のことや自分の家のことは差し障りのないこと以外一切話さない。力仕事は率先して引き受ける。これを守っているので、今のところ何とかやれている。隠忍自重が大切!   
沖縄の友人からマンゴーが送られて来た。息子夫婦も呼び今年も美味しくいただいた。彼とは私が九州に勤務していた時、会社の組織変えで沖縄を九州が担当することになり、急遽沖縄の特約店会の会長であった彼に会った。今から、15年前のことだ。今回、九州のサテライト支店になったということで面子を潰されたということで、特約店会を開いて頂き説明をしたが、会場はとげとげしい雰囲気であったが、彼の人柄に助けられ何とか乗り切ることができた。沖縄に行くたびに彼とは毎晩飲んで話をし、福岡、東京、大阪でもお付き合い頂いた。私は最初は彼のことを苦労知らずの金持ちの二代目ぐらいに考えていて、意気地がないなどと貶したりしたこともあったが、或る夜、彼から三歳の時母君が病気のため長男の彼とお母さんがカナダから沖縄に帰って来て、沖縄戦に巻き込まれた話を聞いた。「病気のお母さんと手をつないで戦場を逃げ回り、気が付いた時には母親の手がなかった」と涙ぐんで話しておられた。沖縄北部に逃げたので何とか自分等は助かった。親戚のおじさん、おばさんに面倒をみて貰った。そのおじさん、おばさんは栄養失調で亡くなったとのこと。自分等は食べないで子供に与えた結果だとの話。随分苦労されたのが分かり、その頃から急速に親しくなった。今、事業は息子さん二人が継いで悠々自適の生活をされている。年末には上京されるとのこと。その時の再会を今から楽しみにしている。
                         以上
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◎2015年(平成27年)の学習会スケジュール          無題
                                                           
 ★スケジュールは事情により変更、中止する場合があります。予めご了承ください。                   
                                                                          
  ○学習場所 東京経済大学の教室  4月以降の教室は決定次第お知らせします                
  ○各学習日とも土曜日 13:30~15:30                                          
             
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